
スパルタンレースとはどんなレース?
初心者1人でも完走できるの?
どのカテゴリーがオススメ?



ハードなレースですが、初心者でも完走できます
私は2回、1人参加して完走しました
スパルタンレースに参加したいけど、、、
- どんなレース?オススメのカテゴリーは?
- 初心者1人でも参加できる?
- どんなトレーングが必要?
- 持ち物は?
初心者でもスパルタンレースを完走する方法を解説します。
私が実際に参加したときの反省点や持ち物、トレーニングなど参考にしてください。
- スパルタンレースとは?
- 初心者におすすめのレースとカテゴリー
- 初心者1人参加でもスパルタンレースがおすすめな理由
- スパルタンレースで初心者が知っておきたいポイント
- スパルタンレースの持ち物
- 参加までに必要な準備とトレーニング
スパルタンレースとは?初心者におすすめのレースとカテゴリー
- 世界40-45カ国で開催される最大級の障害物レース
- 5km~21kmのコースに20~30の障害物が設置
- 年齢別カテゴリーや賞金対象カテゴリーもある
スパルタンレースとは、世界中で開催されている障害物レースです。
ハードなレースですが、初心者でもレースの種類やカテゴリー次第で十分完走可能です。



大人の運動会と思えば気楽に参加できますよ
スパルタンレースのレース名と距離
スパルタンレースでは距離に応じてレース名が変わります。
レース名 | 距離 | 障害物 | レベル | 主な開催場所 |
---|---|---|---|---|
スプリント(Sprint) | 約5km | 約20個 | 初心者向け 気軽に挑戦可能 | 千葉 茨城 新潟 沖縄 |
スーパー(Super) | 約10km | 約25個 | 中級者向け 体力・筋力の両方を試される | 千葉 沖縄 |
ビースト(Beast) | 約21km | 約30個 | 上級者向け 本格的なチャレンジ | 新潟 |
キッズ(Kids) | 約1〜2km | 約10個 | 子ども向け(4〜13歳) | SprintやSuperと併設して開催 |
距離が長くなるほど、レベルが上がります。



スプリント(Sprint)なら約1時間で完走できますよ
ただし、新潟のスプリントは中級者向きです。
千葉・茨城のスプリントとは別物なので注意してください。
新潟のレースはスキー場がコースとして使用されています。
同じ5kmでもスタートしてから約3kmひたすら坂を登るので、非常にキツイです。



私は新潟のスプリントで両足がつりました
障害物の前後で足がつり、悶絶している参加者が多数います。
新潟のレースは過酷です。
スパルタンレースのカテゴリー
それぞれのレースで、参加者のレベルに応じてカテゴリーが分かれています。
カテゴリー | 条件 | レベル | 内容 |
---|---|---|---|
オープン(Open) | 誰でも参加可能 チームでの助け合いOK | 初心者向け | タイムや順位にこだわらず、自分のペースで楽しめる タイム記録なし |
エイジグループ(Age Group) | 年齢別の競技クラス | 中級〜上級者向け | 各年齢層で競い合う タイム記録あり |
エリート(Elite) | エントリーには条件あり | 本格的な競技者向け | 世界ランキングや賞金がかかる |
オープン(Open)
タイムは出ませんが、自分のペースで完走を目指せます。



終了時間に気をつければ、ゆっくりでも完走できます
メリット | デメリット |
---|---|
自分のペースで走れる 完走目的の参加者が多い チームでの助け合いOK 昼ごろからスタート | 障害物が混み合う タイムが出ない |
他のカテゴリーはタイムがかかっているので、周りのペースに圧倒されますが、
オープンは時間制限はないので、レースの終了時間までにゴールすれば、完走できます。



障害物は前の人を見て対策します
オープンのみ障害物の手助けがOKです。
仲間と楽しみながら参加するのもスパルタンレースの楽しみのひとつです。
障害物で支えてもらったり、ペナルティを代わってもらえます。
スタート時間が昼頃からなので、朝ゆっくり出発できます。
エイジグループ(Age Group)
年代ごとにタイムを競います。
メリット | デメリット |
---|---|
タイムが出る 障害物が比較的混まない 午前中にレースが終わる | 障害物で手助けできない スタートが朝はやい |
体力に自身があり、タイムを知りたい方はおすすめのグループです。
障害物が比較的混み合わないので、競技に集中できます。



私は2回目以降、友人とエイジグループで参加しています
午前中にスタートするので、前日泊しないと間に合わないこともあります。
その分、午前中にゴールできます。
エリート(Elite)
メリット | デメリット |
---|---|
タイムが出る 賞金が出る | 参加条件を満たさないと参加できない アスリートなみのトレーニングが必要 |



エリートはプロのアスリートが出場します
キッズ(Kids)
キッズは12歳までの子どもが参加できるカテゴリーです。
4~9歳はオープンカテゴリーのみです。
10歳以上にはCOMPETITIVEカテゴリーがあり、1〜3位まで表彰されます。



私の娘も2回出場しています
初心者1人参加でもスパルタンレースがおすすめな理由
スプリントは約5kmで完走目安は1時間!初心者でも挑戦しやすいレース
スパルタンレースの中でもスプリントは約5kmのコースに約20の障害物が配置されています。
完走の目安はおおよそ1時間前後で、運動初心者や初めての障害物レースにチャレンジしたい人向けのエントリーレースです。
オープンで参加するなら、レースというよりアトラクション感覚で参加できるため、友人同士や同僚と一緒に楽しむのにも最適です。



まずはスプリントから始めて、スパルタンの世界にハマってください
タイムより完走重視!マイペースで楽しむ参加者が多数
スパルタンレースはハードで競技性の高いイメージがありますが、実際には完走することを目標に参加する人が多いです。
特に初心者向けのオープンのスプリントでは、タイムを気にせず、自分のペースで挑戦する参加者が一般的です。
障害物を失敗してもバーピージャンプなどのペナルティで先に進めるため、リタイアする心配も少なく、安心して参加できますよ。
レース中、観客やボランティアの方の応援や励ましの声も多く、会場と一体感が味わえるのも魅力の一つです。



1人参加でもこの応援で、頑張れます!
ゴールの瞬間は感動!完走の達成感が想像以上に大きい
スパルタンレースを完走したときに得られる達成感は、他のスポーツとは違った特別なものです。
泥だらけになりながら障害物を乗り越え、一緒に走る参加者と励まし合って進む中で、つらかった分だけ「やりきった!」という充実感が大きいです。
きっと初めての参加でも、ゴールゲートをくぐる瞬間には自然と笑顔とガッツポーズがこぼれますよ。
同時にゴールした初対面の参加者とも自然と「ゴールできましたね!」と声を掛け合えるのも、このレースならでは達成感です。



その場でゴールの達成感を共有したくなります
この達成感がクセになり、リピーターになる人が多いのもスパルタンレースの特徴です。
スパルタンレースで初心者が知っておきたいポイント
スパルタンレースで初心者が知っておきたいポイントを解説します。
障害物の内容やペナルティの仕組み、持ち物を知っていれば、初参加でも落ち着いてレースに参加できます。
スパルタンレースの受付方法
- 自分のスタート時間の1時間〜1時間半前に受付が開始しますので、受付開始まで待機
- 受付が開始したら、受付テントへ行き並ぶ
- 受付で事前に登録した名前とエントリー情報(QRコード)をスタッフに見せる
- 本人確認書類(免許証など)を提示する
- ヘッドバンド(ゼッケン)、レースバンド、タイミングチップを受け取る
- 受付完了
エリート、エイジグループで参加はタイム計測用のタイミングチップが入っています。
オープン参加には入っていません。
受付が終わったら、着替えてスタートの準備です。



時間に余裕を持って到着してください
荷物、着替え
会場によって荷物の預け方や着替え場所が異なるので、事前にチェックしておくと安心です。
茨城や千葉の会場では、荷物預かり専用のテントが設置されています。
荷物を預けると代わりにバンド型の預かり控えがもらえます。
新潟や沖縄では更衣室にコインロッカーが設置されているので、自分で鍵、暗証番号を管理します。
着替えスペースも会場によって違いがあります。
茨城や千葉は簡易的な着替えテントを利用します。
新潟や沖縄では建物内の更衣室が使えます。
傾向としては、短パンやシャツを中に着ていて、会場では脱ぐだけの参加者が多いです。
トイレについて
会場の個室トイレは混み合うので、駅やホテルで済ませておくと安心です。
コース上には基本的にトイレはありません。
どの会場でも仮設トイレは増設されていますが、スタート前はどうしても混雑しがちです。
特に個室は利用者が集中し、待ち時間が長くなる傾向にあります。
たとえば千葉会場ではトイレが追加されたものの、スタート直前は10〜15分ほどの待ち時間が発生することも。
茨城や新潟では、20〜30分並ぶことも珍しくありません。
トイレの列に並んでいてスタートに間に合わず、後から追いかけるようにスタートする参加者も実際にいます。
余裕を持って早めに行動するのが大切です。
また、スパルタンレースのコース内には、基本的にトイレは設置されていません。
まれにコース上にある施設のトイレを利用できる場合もありますが、あくまで例外です。
公式に設置されているものではありません。
レース中にトイレに行きたくなっても、すぐに対応できないことが多いため、スタート前に必ずトイレを済ませておくことをおすすめします。
ルールとペナルティについて
- 障害物には「必須障害物」と「成功/失敗障害物」がある
必須障害物:ワイヤークロール・Aフレームカーゴなど
成功/不成功障害物:モンキーバー・スピアスローなど - 障害物の失敗時は、カテゴリーによってペナルティが異なる
エリート・エイジグループ:ペナルティループ
オープンカテゴリー:バーピージャンプ30回またはペナルティループ
障害物には「必須障害物」と「成功/不成功障害物」があります
必須障害物:全参加者が必須の障害物
代表例:ワイヤークロール・Aフレームカーゴなど
比較的テクニックを必要としない障害物が対象です。
登る、運ぶなどシンプルな障害物が多いです。
エリート、エイジグループでは、失敗や未実施は失格です。
オープンは未実施でも失格にはなりません。
オープンの参加者で障害物をトライしない方もいます。



無理せずダメだと思ったら、次に行きましょう
成功/不成功障害物:クリアすれば通過、失敗するとペナルティがある障害物
代表例:モンキーバー・スピアスローなど
テクニックが必要な障害物です。
障害物のトライは1回だけです。
障害物をスタートするとき、自分自身で状況を確認した上でトライしてください。
よくある失敗
・マルチリグで、手に汗がついたままスタートして滑り落ちる
・モンキーバー(うんてい)で、スタートしたものの前の参加者が進まない→自分がぶら下がりに耐えきれなくなり落ちる
・プレートドラッグで、ソリが小石に引っ掛かり動かない
全てペナルティになります。
障害物の失敗時は、カテゴリーによってペナルティが異なる
エリート・エイジグループ:ペナルティループ
オープンカテゴリー:バーピージャンプ30回またはペナルティループ
ペナルティループとは、障害物付近に設置された特別なルート(追加走行区間)を走ることです。



100〜200mを追加で走ります
バーピージャンプを30回行います。
バーピージャンプのルール
・腕立てで胸がしっかり地面につくこと
・ジャンプ時に両手を頭上で合わせること
参考動画
チーム参加の場合、バービーペナルティを仲間と協力できます。
5人チームで1人失敗したら、1人6回(6回×5人=30回)バーピーでOKです。
必要な装備/持ち物
- トレランシューズ
- 滑り止め付きのグローブ
- トレランバック
スパルタンレースで最も重要な持ち物は「トレイルランニングシューズ」と「グローブ」です。
トレランシューズ
舗装路が少ないので、トレランシューズがおすすめです。
障害物や泥やぬかるみでの高いグリップ力が必要です。
ランニングシューズは底がフラットなので滑ります。
滑り止め付きのグローブ
手袋は障害物でロープや鉄棒を握る時、手を保護するのに重要です。
滑り止め効果があるものは、重い物を引っ張る障害物で必須です。
初参加、初心者の方は滑り止め付き手袋は忘れず用意してください



手袋がないと手のひら皮が剥けます
おすすめなのがベルト付がついているタイプのグローブです。
ベルトなしの場合、モンキーバーでだんだん手袋が脱げてきます。
トレランバック
水やエナジージェルなどを入れて走ります。
給水所はありますが、炎天下の場合は脱水症状に注意してください。
気温などに合わせて、調整してください。
おすすめのトレーニング方法
大会まで時間があるなら、トレーニングです。
オススメのトレーニングは
- ランニング
- 懸垂・ぶら下がり
- 壁蹴り
ランニング


スパルタンレースは障害物が注目されますが、基本となるのがランニング
スプリント5kmなら、30分〜1時間ウォーキングやジョギングできればOKです。



普段からウォーキングやジョギングして走力をつけましょう
懸垂・ぶら下がり


モンキーバー(うんてい)などの障害物で必要なトレーニング
鉄棒での懸垂は10回が障害物クリアの最低ライン、20回できると、理想的です。
また、鉄棒に片手でぶら下がって30~60秒キープできるとベターです。
壁蹴り


壁を乗り越える障害物で必要なトレーニング
壁を蹴って上に飛ぶ練習と、壁の上を掴んで登り反対側に降りる練習が必要です。



意外と難しいので、練習が必要です
障害物のひとつ7ftウォールは約2.1mの壁を超えます。
壁を乗り越えることができないと、クリアできません。
まとめ|スパルタンレースは初心者でも楽しめるイベント
- スパルタンレースとは?
- 大人の運動会
- 初心者におすすめのレースとカテゴリー
- 初心者の1人参加は千葉、茨城のスプリント・オープンカテゴリーがおすすめ
- 初心者1人参加でもスパルタンレースがおすすめな理由
- 初心者でも沿道の応援で頑張れる
- 1人参加の方が多い
- 達成感が大きい
- スパルタンレースで初心者が知っておきたいポイント
- スパルタンレースの受付方法
- 荷物、着替え
- トイレについて
- ルールとペナルティについて
- 必要な装備/持ち物
- トレランシューズ
- グローブ
- トレランバック
- おすすめのトレーニング方法
- ランニング
- 懸垂
- 壁蹴り
スパルタンレースは過酷なイメージを持たれがちですが、実際には初心者でも無理なく楽しめる要素がたくさん詰まったイベントです。
スプリントなら完走時間は1時間ほどで、障害物もチャレンジしながら自分のペースで進めます。
完走を目指す人が多く、初参加でも安心して挑戦できます。
また、事前に知っておくべきポイント――受付や荷物預け、トイレ事情、レース中の注意点などを押さえておけば、不安なく当日を迎えられるはずです。
「ちょっと気になるかも」と思った今が、あなたの一歩目。
スパルタンレースで「自分自身の限界を超える体験」してみてください!