
ファーウェイバンドは、ランニングの距離が正確に表示されるの?



軽いランニング程度ならオススメ
精度を気にするならガーミンなどGPS付がオススメだよ
- ファーウェイバンドはランニングの距離誤差はどのくらい?
- 他のスマートウォッチと比較してどのくらい違うの?
- マラソンで使うときの注意点は?
- ファーウェイバンドはGPSを内蔵していないので、距離誤差が大きい
- ハーフマラソン21.0975kmの距離誤差を比較して
- ファーウェイバンド7 誤差約8.62%
- ガーミンフォアランナー165 約0.273%
- ファーウェイバンドは、周回するようなマラソンコースでは測定誤差が大きくなるので注意
- 競技志向の方は、GPS付(ガーミンなど)のスマートウォッチがオススメ
先日ハーフマラソン21.0975kmを走って、
私のファーウェイバンド7の最終的な測定距離が19.28km、誤差約1.8kmとほぼ1周分の誤差がありました。
ファーウェイバンド7はスマホのGPSに依存していて、ランニング中の電波状況によって誤差が出やすいようです。
一方、友人が使っていたガーミンの記録は、誤差−5mとほぼピッタリ。
ファーウェイバンドは安価で普段のウォーキングや健康管理には十分便利ですが、
大会などで正確な距離を知りたい場合は、GPSを内蔵したスマートウォッチ(例:ガーミンシリーズ)が間違いないです。
ファーウェイバンドをつけてハーフマラソンを走ってヒヤッとした話
日々の健康管理目的で使っていたファーウェイバンド7を、マラソン大会で試してみました。
参加したのは「YOKOHAMAビーチサイドマラソン」のハーフマラソン。
1周約2.5kmの周回コースだったので、ファーウェイバンドの距離表示を頼りに「あと何周か」を確認しながら走っていました。
ところが、終盤で思わぬ誤算が発生。
自分ではあと1周と思ってラストスパートをかけたのですが、
ファーウェイバンドの表示距離が18km前後から進みが遅く、残り1kmでゴールのはずが表示はまだ18km
疲れも合わさり何周走ったかがわからず、、、



1周2.5kmだからもう1周あるかも?!余力を残さないと
と失速しながら一旦ゴール。
恐る恐る計測スタッフにゴールか確認したところ「ゴールですよ」の回答に安堵しました。
スタッフに確認するまで、もう一周走るのか、、、とヒヤヒヤしてました。
実際どのくらいの誤差があったか
ハーフマラソン21.0975kmを走って、ファーウェイバンド7の表示は19.28km、誤差が約8.62%(約1.8km)
誤差約8.62%はだいぶ大きいです。
今回1周2.5kmのコースでしたので、1.8kmの誤差で周回を見誤りました。
なぜ誤差が生じるのか(GPS精度・スマホ連携の影響)
ファーウェイバンドはGPS専用チップを持っていないため、距離やルート計測時にはスマートフォンとBluetoothで接続し、スマホのGPSから位置情報を取得しています。
・スマホの位置情報が一瞬でも途切れると、その間の移動が正確に記録されない。
・ポケットやウエストポーチの中に入れていると、衛星信号を受信しにくくなる。
・細かいカーブや動きが直線的に処理され、距離が短く出る傾向がある。
今回、コースの一部が変則的だったため、ルートが正確に測定されず、距離が短くなったと考えられます。





まつかぜこうえん付近のピストンで誤差が蓄積されました
正確な測定を求める方にはファーウェイバンドは不向き
ファーウェイバンドは普段使いでは問題ないのですが、ランニングメインで利用している方は注意が必要です。
月間の走行距離、ラップ速度を正確に知りたい方は、誤差がでることを前提に利用してください。
特に住宅街を走る方、反対に電波のない場所を走る方は距離がズレてきます。
ファーウェイバンドでの測定結果






スマホのファーウェイヘルスケアアプリの画面です。
タイムはレース前後に自分でセットするので実際のタイム1時間54分に対して、ファーウェイバンドは1時間58分
距離測定が違うので、平均ラップタイムも実際は1km平均5分27秒に対して、ファーウェイバンドは平均6分08秒
きっちり測定するには誤差が大きいです。
一方、友人のガーミンは、というと
友人のガーミンとの比較でわかった「精度と価格のバランス」
私のスマートウォッチはファーウェイバンド7
友人の利用していたスマートウォッチはガーミン フォアランナー 165
ファーウェイバンドとガーミンと測定距離の精度
- ファーウェイバンド7
- 測定距離19.28km 誤差約8.62%(約1.8km)
- ガーミン フォアランナー165
- 測定距離21.04km 誤差約0.273%(約0.05km)
ガーミンと比較すると、ファーウェイバンド7の誤差約8.62%は大きいです。
特に今回は周回コースだったので、誤差の積み重なりも最終距離が大きく違っていた原因です。



フルマラソンなら、もっと距離のズレがでたでしょう
一方で、友人の利用していたガーミンは誤差0.27%と正確でした。
ハーフ21.0975kmを走って誤差が−5mです。
ゴール後に話したら、時計をみて残り何kmかを計算してた、と話していました。



周数はカウントしてなかったよ
当然ですが、金額も違います。
ファーウェイバンドとガーミンと価格の違い
- ファーウェイバンド10
- 約5,500円~8,500円
- ガーミン フォアランナー165
- 約31,000円~39,800円
ガーミンは高精度なマルチGNSS対応GPSと多彩なランニング・トレーニング分析機能を搭載していますが、高性能ゆえ価格は高いです。
一方、ファーウェイバンドは日常の健康管理やライトな運動記録には十分な精度で、長時間バッテリーをリーズナブルな価格で購入できます。



価格差から本来は比較対象にはならないのですが
用途や予算に応じて、競技志向のユーザーにはガーミンが最適で、普段使いや入門者にはファーバンドウェイがコストパフォーマンスに優れた選択肢と言えます。
他のスマートウォッチとの比較
| 比較項目 | Huawei Band 7 | Garmin Forerunner | COROS PACE Pro | Apple Watch Ultra |
|---|---|---|---|---|
| 距離計測精度 | スマホ連携で実用レベル | 誤差1%未満 | ほぼ誤差なし | 高精度GPS搭載 |
| 速度表示精度 | スマホ依存 | 非常に正確 | 非常に正確 | 非常に正確 |
| GPS単体搭載 | なし(スマホ連動) | あり(デュアルバンド) | あり(デュアルバンド) | あり(高精度) |
| バッテリー持続時間 | 最大14日 | 最大20時間(GPS時) | 最大30時間(GPS時) | 最大36時間(GPS時) |
| 重量・装着感 | 非常に軽量 | 軽量モデルあり | 軽量 | やや重いが高級感 |
| トレーニング分析機能 | 基本のみ | 詳細・高機能 | 詳細・高機能 | 詳細・高機能 |
| 価格帯 | 約6,000~8,000円 | 約30,000~40,000円 | 約40,000円前後 | 約125,000円~ |
値段が上がれば性能は高くなりますが、ファーウェイバンドはバッテリー持続時間が非常に長いです。
実際に使って感じたメリット・デメリットまとめ
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 価格が安くて手に入れやすい 健康管理やライトな運動には十分なパフォーマンス 軽量かつ薄型で長時間つけても疲れにくい バッテリーが通常使用で約10~14日間持続 急速充電に対応、短時間で充電が完了 豊富な文字盤デザインでカスタマイズ性が高い | GPS非搭載、距離計測にはスマホ連携が必須 睡眠計測の精度が安定しない 画面の文字が読みにくいと感じることがある ベルトの耐久性に不満 ランニングの記録を録るには精度が低い |



普段使いでしたら、機能は十分です
月間100km走るようなランナーではないので、正直ファーウェイバンドのコスパと機能で私には十分です。
まとめ:目的に合わせて選ぼう
- ファーウェイバンドはGPSを内蔵していないので、距離誤差が大きい
- ハーフマラソン21.0975kmの距離誤差を比較して
- ファーウェイバンド7 誤差約8.62%
- ガーミンフォアランナー165 約0.273%
- ファーウェイバンドは、周回するようなマラソンコースでは測定誤差が大きくなるので注意
- 競技志向の方は、GPS付(ガーミンなど)のスマートウォッチがオススメ
ファーウェイバンドは、日常の健康管理やライトな運動には安価で優秀なスマートバンドです。
ただし、GPS非搭載のため距離精度は限定的。
マラソンや本格的なトレーニングを行うなら、ガーミンなどのGPS内蔵モデルを選ぶのが安心です。



今後ランニングに目覚めて時計を新しくしたら、報告します



